5時になるとテントを閉めて 公園内を駐車場に歩いて向かいます。
逆光の夕焼けを見ながら 1日が無事に終った充実感と沢山の出会いを反芻しながら幸せな気持ちです。
7日間の火まつりイベントも終わり、全てを撤去してきました。
混雑の中 おいで下さった方々には心より感謝いたします。
今年からコロナ前の火まつりに戻って 来場者も元に戻った印象です。
大好きな人達が毎日来てくれて 差し入れしてくれて 励ましてくれました。
写真を撮れたのは3枚しかありませんが 毎日途切れず何人もです。
こちらの写真は アメリカ人の男性が以前の火まつりでご購入されたもので 飾っている様子を見せてくれました。
ロンドンの家の暖炉の前に置いている様子です。
枝は森から採ってきたそうで すごく素敵にディスプレイされています。
何点かのの作品が海外に出ていますが こんな風に人種を超えて大事にされているのを見ると感動します。
父が「お前の仕事はいい仕事だな。命が無くなっても残るものがあるからな。」と言っていました。
こんな機会があると 父の言葉を思い出します。
今年の火まつりも終了しましたが 沢山の作品が手元を離れました。
それだけでも嬉しい事ですが 望めるのならそれで幸せになってくれる人がいれば なお嬉しいです。
2023年も嬉しい火まつりでした。
皆様、本当にありがとうございました。
春の新緑や花を食卓に飾れるように 一輪挿しの箸置きを作りました。
この時期は 瑞々しさとエネルギーに溢れています。
どこをみても美しい!!
が、・・・春の喜びに浸っている余裕は無く 陽が差したらサッサと化粧掛けです。
空と雲の流れを見て2時間は晴れが続く日中に この危険な作業を行います。
早く乾かさなければ 片口の口の部分などは重さに耐えられなくなって 裂けて落ちるのです。
後ろの壺も 腰から砕けて落ちるのです。
恐ろしや!!
裂ける前に 乾かす! これが鉄則!
移動するお日様を求めて 作品も移動させます。
春は天気が変わりやすく 夜には荒れるようです。
今日は知り合いから 採れたて 茹でたてのタケノコを頂きました。
忙しい時期には 本当にありがたいことです。
晩御飯は ご飯よりタケノコが多いタケノコ御飯です。
山椒の新芽と サラダのルッコラ・アスパラガスは庭から。
恐ろしい化粧掛けも成功して 心がゆっくり・ふっくらしたひと時でした。
今年の陶炎祭のポスターとチラシの印刷が上がってきました。
私が所属する陶炎祭広報委員会の配布作業風景です。
ポスターとチラシを封筒に入れて送る作業です。
広報委員会はネット配信がメインなので ほとんどが若い人なのですが
その中の配布の部署は ビックリする位年齢が高いのです。
最高齢は81歳の稲田さんです。
しかしながら この日も颯爽と黄色いスポーツタイプの車を転がしていて ステキなのです。
仕事の合間には 本間さんがホットコーヒーをご馳走してくださいました。
お兄様達が多い部署は 悪くないです。
桜が満開で 花粉も飛び散る中を チラシとポスターを持って銀行やギャラリー、道の駅等にお届けに行きます。
どのお店も快く引き受けて下さりありがたい限りです。
県外の道の駅やアンテナショップ、JR、放送局などなど、貼ってくれることを期待して送っています。
もし目にすることがありましたら 是非チラシをお手に取って下さい。
ひいらぎ坂は私の焦りを置き去りにして どんどん春になっています。
桜は満開に、こぶしも賑やかに咲いています。
前回のブログに載せたお任せ握りのプレートです。
刷毛目を塗ったプレートです。
グレーですが 焼くと白くなって表情も激しくなります。
刷毛目の勢いが出るように心がけているので かすれもそのままにしておきます。
本焼きして窯から出るまで どんな表情になるかは分かりません。
ホントに怖い仕事です。
ここにマグロの握りとガリが乗っているのを想像してみますが まだ霧の中です。
思い通りの作品が出来たかよりも 握りが美味しそうに見えた時に成功です。
オーストラリアにオープンする寿司屋のプレートです。
お任せ握りを乗せるプレートが欲しいという相談がありました。
テーブルに最初からセットされるプレートという事でしたので 存在感が際立つようなものがいいなと思いました。
ならばガツンと そして尖ったデザインがいいなと思ってデザインを提案しました。
3.5キロの粘土を 2キロまで減らすために削ります。
掘ります。
がつがつ掘ります。
表にヒビが入らないように裏に手を当てながら 慎重に削っていきます。
完成です。
1個削るのに 2時間かかります。
1日3個削ると 豆が出来て 次の日には手が開かなくなります。
しかし、やっぱりいいな~!
厚くてどっしりした作品が やっぱり好きです。
ここに注文した握りが乗せられるなんて なんてステキ!
これに 粉引きの刷毛目を塗ってから素焼きになります。
刷毛目を施したものは後日ご紹介しますので お楽しみに!
大事な友人から バレンタインのプレゼントが届きました。
ハートの形のどら焼きです。
ふっくらしていて可愛い!
「ご主人と二人でどうぞ」と メッセージが添えられて、アールグレーも一緒に入ってました。
海外では 男女関係なく大事に思う人に贈り物をするのがバレンタインなので しっくりと嬉しいです。
主人ったらパクパク食べちゃって・・・もっとありがたく食べてよと言いたかったけど やめました。
そんな主人には こちらをプレゼント。
割れチョコたっぷり1キロの詰め合わせ。
クーベルチュールチョコレートなので 滑らかで本格的カカオの味です。
写真の3~4倍は入っています。
これなら顔色を見て「ちょっとちょうだい」とお願いしなくても
部屋にこっそり入って盗み食いしなくても 2人でたっぷり食べられます。
投資をして利子を沢山もらうようなものです。
これで角が立たずに 家庭は平和になるのです。
今年も良いバレンタインデーでした。
今朝 飼い犬のペッパーが逝ってしまいました。
柴犬の16才 うちに来てからは5年でしたが老衰でした。
在りし日のペッちゃん、食べながら寝てしまいました。
来た時からおばあちゃんだったのですが 日に日にこんな事が多くなりました。
最後は足がふらつき おむつをしました。
今日は 食べたかった物をたっぷりと並べて 牛乳を温めてあげました。
沢山食べたかったのに 食欲も落ちました。
牛乳も好きだったのに 下してしまうのであげれませんでした。
そこへ ペッパーの餌を盗み食べていた野良猫がやって来ました。
ご馳走がたっぷりで 鼻をひくひくと匂いのする方へ進んで、温かなミルクをたっぷりと飲んでいます。
今日は許すよ、どれを食べてもいいよ。
その代わりお焼香していってね。
誰にでも好かれたペッちゃん。
足を踏まれた時だけは「キャン!」と言ったけど それ以外は鳴き声を聞いたことがありません。
郵便屋さんも 宅急便も みんな頭を撫でていきました。
うちに来てくれてありがとう!
今はまだポロポロと涙が出るけれど・・・淋しいけれど・・・
心からありがとう!
明けましておめでとうございます。
2023年もどうぞよろしくお願いします。
暮れに土鍋の窯を焚いて どうにか年末には発送出来て バタバタとお節の準備に入りました。
ずーっと作りたかった栗蒸し羊羹も 沢山作れてご満悦!
甘さ控えめ、むっちりして 家族には好評でした。
お節をお皿に並べています。
ママは赤ちゃんのお世話でお手伝い出来ないので いっちゃんがママの代わりに手伝ってくれます。
箸なんか 滑るので使いません。
がっつり 手づかみです。
それでも子供ながら ちゃんと並べました。
もう確かな戦力です。
赤ちゃんが泣いても 食事作りに追われても、穏やかで心豊かな時間が流れます。
ゆったりと 晴れ晴れしたお正月を過ごせました。
今年前半は 仕事が盛り盛りなので 4日からろくろを回しています。
もうピョンピョン走り出しました。
皆様、今年も御ひいきに!
どうぞよろしくお願いします。