![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=473x10000:format=jpg/path/s7efd993813574f30/image/ib4e690e2526588a1/version/1711472797/image.jpg)
3・11の地震の時に 棚から転げ落ちて口が欠けているコーヒーポットです。
今年もその日が来て あの時の悲しみに思いを馳せました。
電気が使える、お湯が沸かせる、普通の日常を暮らせるありがたさを実感します。
道具には日常の時間経過が刻まれていきます。
特に土鍋には はっきりとした使用感が書き込まれていきます。
欠けたり 黒ずんだりする土なべを使うのは楽しいです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=473x10000:format=jpg/path/s7efd993813574f30/image/i97144d91830a304a/version/1711472810/image.jpg)
土なべにスプーン1杯の水を入れ火にかけて 1分ほど温めてからドリッパーを乗せてお湯を注ぎます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=562x10000:format=jpg/path/s7efd993813574f30/image/icb0714c7bf9d2a9e/version/1711472842/image.jpg)
コーヒードリッパーはこちら Mt.FUJI DRIPPER。
すっきりしたコーヒーになります。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=516x10000:format=jpg/path/s7efd993813574f30/image/i5d1d5df04905613e/version/1711473173/image.jpg)
私が作るポットは口が大きいので アルミホイルの塊で栓を作ります。
熱や香りが逃げるのを防いでくれます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=516x10000:format=jpg/path/s7efd993813574f30/image/if6bb761fc263395e/version/1711473185/image.jpg)
残ったコーヒーに栓をして ポットカバーを被せて保温します。
2時間しても温かいコーヒーのお変わりが出来ます。
冷えていたら もちろん火にかけて温め直しもできます。
噴き出さないように火加減を見て ぶつけないように気を付けて
少し気を遣うポットですが それが愛おしい。
そして土鍋ポットで淹れたコーヒーは 柔らかくて抜群においしいのです。
大量の遠赤外線のお陰です。