〈土鍋作品のお手入れ〉


  こびり付きや焦げを落とす時には 金属たわし等の傷をつけるモノは避けて下さい。

  ガラス質の表面に傷が付くとこびり付き易くなります。

  重曹や木べらを使ってお手入れすることをおすすめします。

 

 

 

重曹で煮ると鍋の汚れや臭いが取れます

 

 

土鍋に重曹大さじ1~2杯と水を張って煮立てます。

 

沸騰したら一時間位そのままにしてタワシ等で洗います。

 

落ちなかった焦げは木べらでこそげ取ります。

 

これでも落ちなかった時はもう1度繰り返しましょう。

 

 

 

家族の「食と健康」を支えてきた

貫禄です

 

 

後ろの汚れは特に落とす必要はありません。

 

これを見るたびに 「カッコイイー!」と思ってしまう私です。

 

 

 

 

 

 

未使用はこんなカンジ

 

初めは白っぽいですが 使い進むと上の土鍋のようにあめ色になります。

 

不思議ですね。

 

 

〈実践編〉

 

おせちの「豆の甘煮」を焦がしてしまいました。

火にかけながら 疲れて眠ってしまったのですが、家中に漂う煙と焦げた匂いで目が醒めました。

 

 

 

 

 

 

木べらでこそげ取ったのですが、バリバリにこびり付いていて

ここまでが限界でした。

 

木べらが折れるかと思うほどの硬さでした。

 

 

 

重曹と水を煮立てて、しばらく置いたら剥がれました。

 

それでも頑固で剥がれない所があったので、

もう一度繰り返して 一晩置いておきました。

 

 

 

アバタのような跡が残っていますが、

爪でこすると黒い焦げが取れてきます。

 

釉薬の上に焦げが乗っている状態なので 

このまま使っても問題はありません。

無事におせちが出来上がりました。 

でも、焦がさないのが1番。

離れる時は タイマーを使いましょう!