10月から 土鍋作りがスタートしました。
春と夏は食器や花器を作り 秋と冬は土鍋作りになります。
ところが 土鍋の材料が高騰して 土鍋作家達には不穏な空気が流れ始めました。
以下は1ヶ月前の記事です。
中国の企業が ジンバブエのペタライト鉱山を買い占めたという記事です。
EV車に使う蓄電池に必要な 「リチウム」を取り出す為です。
ペタライトは 直火焚きが出来る土鍋には無くてはならない原料です。
これにより、土鍋の原料が高騰するどころか 一切手に入らなくなったのです。
もちろん私の所にも 原料は入りません。
手持ちの粘土が切れたら 土鍋制作は終了するほかありません。
今週末の自宅展に向けて 土鍋を焼きます。
残った粘土は あと10個分程になりました。
粘土を使い終わったら R工房の土鍋作りは終了となります(多分)。
資源が無い国の物作りは 危ういですね。