素焼きが終了

とうとう火まつり用作品は 素焼きの日を迎えました。

 

作りたいものは もっともっとあるのですが、もう予定日になってしまいました。

 

 

火まつりは7日間あります。

 

ご夫婦で仕事をされている方は、どちらか一人がお店番をして

 

その間にもう一人は 自宅で窯焚きをしたり 窯出しをしたりして

 

後半には 作品をドッサリ搬入しておられます。

 

 

一人でやっている私のような陶芸家は 会期が始まると お店からは離れられないので

 

初日を迎える前に 全てを終了させなくてはなりません。

 

 

もっと作りたいのに 素焼き予定日が来てしまうと 

 

後ろ髪が惹かれる想いでも 終了なのです。

 

 

これは花器です。

 

まだ生粘土の状態ですが、出来上がりは粉引の白です。

 

これにハーブをどっさり飾るととっても素敵。

 

バジル ローズマリー シソなどを入れて、使いながら足していきます。

 

お台所に置いたり ダイニングテーブルに置いておくと 

 

一石二鳥  一挙両得  呉越同舟・・・えーっと あとは・・・

 

つまり飾りにもなるし 実用的でもあると言いたいのです。

 

これは猫の土面です。

 

眼が入ってないのでコワイですが、愛らしいバージョンと こわもてバージョンです。

 

 

火まつりに参加する条件の1つが 土面を1点提出することです。

 

作家が作った土面はオークションにかけられて 運営費に当てられます。

 

土面オークションは お客様どなたでも参加できる 人気の企画です。

 

 

2,000円から始まって 値段がつり上がっていきますが、

 

日によって お客様が少ない日などは 2~3,000円で買えることもあります。

 

 

ヒビが入ったり 爆発したりして失敗することがあるので 念のため2匹作ります。 

 

 

 

 

 

 

去年の火まつりで猫の土面を買って下さったお客様です。

 

猫好きな方に買われて 私も猫も幸せです。

 

お宅に幸せなエネルギーが増えますように!

 

 

 

 

 

 

 

菊の箸置きも 無事成功しました。

 

前回 木型から起こした石膏型がうまく行かなくて (その時のブログ記事はこちらから⇒

 

茨城県窯業指導所に相談して 再度やり直しをしたものです。

 

 

これほど細かい模様は初めてなのですが 納得の出来上がりで、失敗から大きな勉強をしました。

 

指導所は 私の駆け込み寺的な存在なのです。 感謝 感謝

 

 

中央が凹んでいるので スプーンレストやフォークレストにも使えそうです。

 

火まつり用には 30個位しか作れませんでしたが 新作はどんなものでも楽しみです。