つくばにあるイタリア料理店「LA STALLA」 ラ・スタッラにて、
私の土鍋で作った「溺れたタコ」というお料理を戴きました。
これがタコなの?と思うほど柔らかくて美味しいーーぃ!
オーナーシェフの佐藤さん曰く、
『イタリアはナポリ界隈の郷土料理であるPolpo affogatoという料理を土鍋で作りました。
(溺れた蛸)という直訳で知られる料理です。
イイダコ、ミニトマト、白ワイン、黒オリーブ、オリーブオイル、ニンニク、ペペロンチーノ
だけで作るシンプルな料理なのですが、
塩コショウなどの調味料は一切使わず、素材の味の複合だけで仕上げるものです。
実はこの料理の肝は、新鮮な素材と使用する鍋にあります。
イタリア郷土料理のリチェッタをあたるに、この料理は可及的にテラコッタの鍋でつくるべし!
と標記されています。』
写真のように 土鍋にアルミホイルをかぶせ 更にヒモで縛って火にかけるそうで、
こうすることで蒸気も香りも逃さない工夫だそうです。
そしてこちらが出来上がったお料理です。
「素材」と「鍋」が肝のこの料理、こんな直球のお料理を食べたかったのです。
実に美味しい。
「土鍋を使って感激しました」
と、腕利きのシェフからお褒めの言葉を頂いて 有頂天な私。
甘い言葉にタコ以上に溺れながら 上機嫌で食べまくり・・・!
あぁ、スープも前菜もあったのに 食べるのに夢中で撮り忘れちゃった!
どのお料理も 素材にこだわり 時間をかけて丁寧に美味しさを引き出されたものでした。
佐藤シェフの情熱と意気込みを感じるお料理に大満足のランチでした。
最後に、パネトーネを食す
MaiMaiちゃんのガッツリshotです。
本物のパネトーネと呼べるのは
「パネトーネ酵母菌」から作られるモノのみで、
この酵母菌は国外持ち出し禁止なんですって。
LA STALLAでは本物のパネトーネを
イタリアから取り寄せています。
シットリして香り高く、さすが本物は
美味しかった!
冬になると大きなプリズムが部屋の中に現れます。
朝の太陽の光を集めてプリズムを作り出す「虹色製造機」です。
窓辺に置くと 沢山のプリズムが家の中に散らばります。
遠い場所ほど 大きなプリズムになります。
靴下を履こうとした主人の足にも虹が!
滴るセンダンの実にも 朝陽で虹色が輝きます。
宝石箱のように 数十個もきらめいていたのですが、
カメラのピントを合わせた途端に消えてしまいました。
目には見えるのに カメラには撮れないんですね。
冬の朝、その場でしか見れない美しさに しばし見とれていました。
虹色三昧の朝でした。
あまりにきれいな秋の朝だったので、のんびりと窓辺で朝食しました。
山形からの贈り物・・・・ラフランスと柿
井戸水で沸かした・・・・・熱いアールグレイ
フランス人が焼いた・・・・・どっしりした天然酵母パン
信頼できる人々と自然の豊かさを感じられる こんなひとときは煌めく宝石のようです。
パンは土鍋でトーストします。
中はしっとりと、外はパリパリに焼きあがります。
冬に向かって 鳥が鳴き 木々が色づき お日様が降りそそぐ
吸い込む空気もすがすがしく 命をはぐくむ水も清らかに湧き出る
いつまでも いつまでも こんな美しい日本でありますように。
みんなが健康で笑顔でいられますように
切り抜く、切り抜く、切り抜く、切り抜く、ひたすら切り抜く。
切り抜いたら定形外郵便物となってしまったーー。
52円が120円に!! 270枚で14,000円が32,000円に?
でも切り抜いても52円だと断言したのは郵便局ですから、
残りの金額は郵便局が責任を取ってくれました。(ホッ)
秋田から7時間運転して到着した両親。
パジェロに応援物資を山ほど積んで来てくれるのです。
私達はこれを「宝船」と呼んでいます。
もう13年間通い続けていますが、85歳の父は今年で最後だと言ってます。
母のファンも多いので来年は新幹線で来てほしいのですが・・・。
毎年、自宅展のハガキを作ってくれる息子。
いつもお手伝いに来てくれる彼女。今年はカフェの担当者でした。
彼女の笑顔は陽だまりのようです。
写真がありませんが、主人と娘も手伝ってくれてます。
小豆の煮方を指導してくれた「甘味処みなもと」さん、
コーヒーを提供してくださった「夢豆コーヒー」さん、
有機栽培・防虫剤不使用の小豆を提供してくださった「三井さん」
絹のようなお餅をついてくれた「そば処竹下」さん。
皆さんのお陰で素敵な自宅展が出来ました。
感謝いたします。
長年の懸案事項だった粘土置き場がようやく出来ました。
12feet(3.6m)コンテナがギリギリの山道を登って到着しました。
自宅展の前日に到着だったので大わらわでしたが、
このコンテナを2日間だけのカフェにしました。
これから窓をつけたりドアをつけたりして改造するので
どうぞお楽しみに!
2日間の自宅展は小雨が降ったのにもかかわらず
たくさんの方に来ていただき大盛況でした。
皆さん、遠くから本当にありがとうございました。
熱いお茶と楽しい会話で。
迷って
こちらも迷って
皆さんがニコニコするのを見て 私がHappyを頂きました。
忙しくて、うれしくて、エキサイティングな
自宅展は家族に支えられて
あっと言う間に終わってしまいました。
皆さん、ありがとう。
また来年!
自宅展のハガキを送ったお客様から嬉しい絵手紙が届きました。
(承諾をもらって載せています)
「ポストに柿の葉が舞い込んだ。
おや!
驚きと共に感激しました。
こんな新鮮なお便りは初めて!」
裏の封印までも
可愛いホオズキです
(*^_^*)
こんな手紙を頂くなんて 感激倍返しですね。
うれしくて うれしくて 一日中眺めてました。
今年もこんな季節になりました。
薪ストーブでピザを焼くんです。
土鍋のプレートで焼いたピザはふっくらと膨らんでパリパリです。
金属の上で焼いたモノとはぜ~~んぜん違ってフクフクなんです。
どうしてだろう? 土鍋って不思議だ!
でも、熱々を頬張っている時はそんなのどうでも良くなる。
ただ ただ オイシイ ニコニコ シアワセ シアワセ・・・
一年に一度の自宅展です。
時間は10時~17時まで。
自宅の庭や展示室に陶芸作品を展示します。
色付いた秋の一日をゆったりと過ごしに
どなたでもお気軽にお出で下さい。
温かい飲み物などをご用意してお待ちしています。
友情出演:くま
ちょっとお背中お借りします。
山から木の葉が届きますよ!
昨日きらら館での「仲本律子作陶展」が終了しました。
見に来て下さってありがとうございました。
新しい出会いもあり、なかなか会えなかった方も来て下さり、本当に楽しい時間でした。
特に最終日の日曜日には会いたかった方達が 入れ替わり立ち替わりお見えになってなんと楽しかったことか!
しかしながら 私が在廊しない日に来て下さった方達、本当にごめんなさい。
芳名帳に残してくださったお名前を見て、
「あ~、この人も・・・あの人も・・・」
ハガキに在廊日を書き損ねたせいですね。
ホント ホント ごめんなさい。
あんなに暑かった夏がいつのまにか終わっていて、時々ストーブを焚いています。
次は毎年開催している秋の自宅展です。
2014年11月8日(土)、9日(日) 10時~17時
詳しくは又こちらのブログでお知らせしますね。
体調を崩されませんように!
2014年10月15~26日、笠間市の「きらら館」にて仲本律子作陶展が行われています。
土・日は在廊しており、11時位から閉店までおりますので、ぜひお出かけ下さい。
あるお客様から「また一層自由になったわね。」とお褒め(?)の言葉をいただきました。
でも見覚えのないお客様でしたので訊ねたら去年もご覧になったとか。
私の記憶力の方も自由奔放となり、時間の観念も お会いした人の記憶も 彼方に羽ばたいております。
もし覚えていなくても 許して下さいね。
普段は工房に籠っていますが その時ばかりは泥が付いていない服を着てお客様との出会いを楽しんでいます。
会場にいらした時は、ぜひお声を掛けて下さい。
なお、きらら館ではコヒーと紅茶が無料で飲めますので ゆっくり出来ますよ。
待ち合わせにも便利です。
(ブログの不具合で個展が終了してからの掲載になりました)
「仲本律子、おしゃれで美しい土鍋と器展」
2014年9月26日~10月7日まで岡崎市で土鍋メインの個展が開催されました。
初めてお世話になった「一草庵」は 広くて和風の雰囲気が素敵なギャラリーでした。
初日には土鍋を使って試食会をしましたが 初めて目にする土鍋の常識を超えた調理法に皆さんビックリされたようです。
メニュー:アルデンテのおかゆ
牛肉のバター焼き
パンのトースト
蒸し野菜
トマト鍋
ご飯
土鍋の良さを伝えるには、言葉を重ねるよりも 見て食べてもらうのが一番の近道だと改めて実感しました。
初めてのギャラリーで上手にデモンストレーション出来るか不安でしたが、お客様のおいしい笑顔と驚きの表情を見て 私もすっかり溶け込んでいました。
一草庵のオーナーの榊原さんと娘さんは とても誠実でお客様から深く信頼されているのがよく分かりました。
そして私も榊原さんから母として妻として学ぶところが多々ありました。
正統派の河内弁も教えていただきました。
タイトなスケジュールも 荷物を積んで笠間から5時間の道のりもきつかったですが、充実して気持ちの良い展示会をさせていただきました。
心より感謝いたします。
初日の緊張で、試食の様子を撮り忘れました。
こんなにオスマシしてても、いつまでたっても 不手際でトホホな私です。
土作りから1か月、ようやく土鍋の完成です。
秋に販売する分は夏に作るのです。
取っ手を付けると歪むので
支えながら乾かします。
必ずと言っていいほど
取っ手にはヒビが入ります。
これを丁寧に修正します。
素焼き前にお日様に
干します。
お日様の力はすごいんです!
素焼きです。
これで粘土は違う物質になるのです。
焼き物とは、火の力を借りて化学反応を進めることですから。
地震が来ませんように。
素焼き後。
釉薬を掛けたくない所に
撥水剤を塗ります。
失敗できない作業なので
目も神経も使います。
蓋にも撥水剤を塗ります。
この作業を丁寧にしなかった時に
本焼き後に全ての土鍋の蓋が
取れなくなった事があります。
泣きました。
ここはあわてず慎重に!
窯を焚く時は必ず
テストピースを入れます。
さて、焚き上がりました! 良い出来です。
作業はまだ続きます。
手触りを良くする為に
全てにやすりを掛けます。
粉を取るため
水洗いします。
そして
天日干し。
これでようやく一連の作業が終了です。
後はどの子も旅立つ日を待ちます。
おまけ
大失敗!
台所に赤い土鍋があったら
かわいいなー、と思って
初めて赤にチャレンジしたのですが・・。
窯から出て ビ・ビ・ビックリ。釉薬が縮れておどろおどろしい姿に! テストピースでは上手く行ってたのになー。
と言う訳で、一筋縄では行かないものを相手に、チャレンジはまだまだ続くのです。
土鍋の土作りです。
笠間の窯業指導所の設備をお借りして、今回は主人の力も借りての1日仕事です。(かなり楽しちゃいましたが!)
粉末の原料や粘土を計量して、混練機にかけて、真空土練機に2度通します。
益子のはっちゃんも来てました。
「ごぶさたー!」
ここに来ると誰かに会えます。
お弁当を食べたら
モリモリがんばってね!
メカニックの主人は機械の不具合も直してくれます。
この後、マシンはサクサク動き出しました。
さすが!
男性の、神様から与えられた腕力も知力も、平和利用すべきだと
深く確信!
他者を傷付けるのに使ってはいけないのです、このすばらしい力は。
今回は主人に手伝ってもらったお陰で腰を痛めずに300kgの耐熱粘土が出来ました。これでしばらくは安心です。
スムーズに成形に入れます。