土鍋カバーの開発中です。
お願いしたのは 新しく自宅展メンバーになった美智子さんです。
北海道の旭山動物園に 動物柄のバッグを制作して卸しているプロフェッショナルなのです。
若い頃はオートクチュールのお店で働いていて 腕は確かです。
土鍋カバーは 土鍋を包んで調理をし続けるための保温布です。
新聞紙と一緒に熱い土鍋を包んでおくと 2時間後でも70℃の熱さを保ち 素手では触れません。
高い保温力の秘密は 中に2重に入れた圧縮綿と災害時用の保温アルミシートです。
これを厚手の布でサンドするのですが、縫うのは難しいのです。
このアルミシートと布が中で滑るために そしてかなりの厚さになるために どんどん狂いが出てきます。
しかし そこまですることによってビックリする位の保温力になるんです。
このように包んで置いておくだけで 煮物やおでんが出来上がります。
今なら 白菜と豚肉のミルフィーユもお勧めで、1時間後にはトロトロになっています。
しかし、注文が入ってもこれを作ってくれた人が もう出来なくて困っていたところに 救世主の美智子さんです。
手首には待ち針、首にはメジャー! プロの佇まいです。
今回は 紐をやめてマジックテープで簡単に止められるようにしました。
マジックテープのオスとメス、そして長さ、ステッチの掛け方などが複雑になるので 綿密な打ち合わせが必要です。
で、今回はこの4種類。
もうすでに2枚の注文が入っているので この中から選んでいただくことになります。
相談している時も楽しくって、出来上がるのもとっても楽しみです。
出来上がったら 写真を載せますで、興味のある方はご連絡ください!