最近買ったお気に入りの広口ガラスポットです。
口が大きい花入れはあまり見かけませんが バラを飾るにはぴったりです。
陶器には無い透け感がとてもさわやかです。
庭から摘んだばかりのバラの花です。
部屋に芳醇な香りが漂います。
香っているのは赤いバラ(アライブ)です。
私の目の手術の後に友人が届けてくれたバラです。
メッセージが添えられていました。
「眼を患っているのなら 香りが届くように」と。
気分がふさぎがちな術後に なんて粋なプレゼントでしょう!!
それも70代の男性が贈ってくれたこのプレゼントに 大感激しました。
香りを吸い込むと 甘い香りに心が包まれて自然に笑顔になります。
その時のブログ「硝子体手術を無事に終えました」はこちらから⇒
その友人が半年前に亡くなりました。
マンションの頑丈な扉の向こうで 倒れたまま誰にも発見されずに3週間もそのままで。
警察からの電話で彼の死を知ることとなったのですが なぜ警察が私に電話をしてきたかというと
他殺の容疑も調べるため 彼のカレンダーに「仲本自宅展」と印してあったその私に連絡をしてきたのです。
損傷が激しくて本当に本人なのか立証するためにDNA検査まで必要だったそうです。
泣いて泣いて・・・嗚咽が止まらず・・・頭が割れるように痛くなり 少し眠りました。
Oさん、赤いバラは大事に育てていますよ。
バラの香りは 今度は寂しさを癒してくれていますよ。