お茶屋にお勤めの方から「福茶」をいただきました。
お正月やお祝いの日に頂く縁起物だそうです。
玄米、大豆、梅干し、昆布、緑茶・・元旦に頂くつもりが ちょっと遅くなりました。
起源は室町時代に遡ります。
疫病が流行った時に 空也上人の霊夢によりこのお茶を万民に与えたところ たちまち平癒したという言い伝えです。
奇しくも コロナの緊急事態宣言が出されたその日に お茶をいただく不思議!
「たちまち平癒」を否定しようと肯定しようと 同じ一杯のお茶ならば信じて飲む方が希望が湧くというもの。
去年の暮れに 大事な友人を亡くしました。
お正月の忙しさで鈍感になっていた自分の胸の中のごちゃごちゃや 消せないもやもやを
熱いお茶で絡め取るように飲み込みました。
私の泣きたい気持ちが「たちまち平癒」とはいきませんが、福茶のおかげで心がふわりと温まりました。
皆さん、どうぞコロナに気を付けて 心を明るく ストレスを溜め過ぎないないようにしましょうね。
お茶をくださったkさん、ありがとうございました。