夕方に散歩に行ったら 高い木の上から パキパキと音をたてて 小枝の様なものが降ってきます。
見上げてみると鳥もいないのに パキパキと沢山降り落ちてくるのです。
足元に落ちてきたその何かを拾ってみると タネが入っていないサヤでした。
サヤの裏表もバラバラになり、多分タネも その時に弾け飛んだのでしょう。
植物の生命力に驚きました。 種を残す仕組みに感動です。
その時が来たら 炸裂して 勢い良く遠くまで飛ぶ・・・そのための 炸裂音と サヤの形状です。
役目を終えたサヤなのに、まるで意思があったようにも感じるし 頼もしくも感じます。
多分これは藤の実。
今まで気が付かなかったのは 暗くなってからこの儀式が始まるからでしょう。
散歩の時間が遅くなってしまったことが ラッキーでした。