大好きな土鍋

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 料理 土鍋 作家 耐熱鍋 一点物

お客様から 戻ってきた土鍋。

 

火にかけると 釉薬が掛かっていない部分から茶色い水が染み出るので 見て欲しいと。

 

 

良くあることなのですが 中に食べ残しなどを入れっ放しにした時などに土鍋の中に水分が染み入るので 

 

加熱した時に その汁が押し出されて釉薬の掛かっていない所から染み出るのです。

 

 

解決法は 良く乾燥させることです。

 

使用後はすぐ洗って 弱めの火で2分程空焚きして水分を飛ばします。

 

火を止めた後も余熱が続くので 水分は蒸発し続けます。

 

これで次回使う時に 訳の分からない汁が鍋から出ることはありません。

 

 

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この土鍋は私の大のお気に入りだったので 売り淀んでいたものです。

 

こんな形で手元に戻って来て 嬉しい限りです。

 

 

一週間ほど 飾って眺めて触って・・・返したくないのですが もう年末だし返さなくっちゃ。

 

もう戻って来ちゃだめよ!・・・そう言い聞かせて お返ししました。

 

 

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 作家 一点物 花器 壺 正月飾り

2022年はイベントも徐々に出来るようになり 再び沢山の方とお会いしました。

 

支えてもらう機会も増えました。

 

 

年と共に出来ないことが増え 感謝が深くなります。

 

お世話になった皆様、心より感謝申し上げます。

 

 

来年もどうぞよろしくお願いします。 


自宅展の打ち上げ

今日は 先月やった自宅展の打ち上げミーティングでした。

 

皆働いているのと コロナ感染が増えているのとで 全員が集まれるか心配でしたが、全員元気でこの通り。

 

 

新メンバーが一人加わりました。

 

写真左奥の中里さん、私たちの食事を担当してもらいます。

 

人出の足りないところに助っ人で入れる万能スタッフでもあります。

 

 

 

水戸の中華料理屋さんで 美味しいお料理を食べながらおしゃべりが止まりません。

 

大好きな仲間と過ごす時間は 笑いが絶えなく 充実していて なんと幸せな事でしょう!

 

美智子さんにオーダーしていたリネンのエプロンが出来上がって来て 早速試着です。

 

美智子さんが作るリネンエプロンは 生地も良いし 使う人の希望を組み込んでくれるので使いやすいのです。

 

自宅展の時も 沢山のオーダーを頂き お客様に喜んでもらっています。

 

 

自宅展では売り切れてしまって手に入らなかった野ばらのリース、

 

土井ちゃんにオーダーして作ってもらいました。

 

デカくてダイナミック! 大好き!

 

 

土井ちゃんのリースも人気で 1人で3個買っていく人もいます。

 

お客様が優先なので スタッフが買えるのは 最終日の午後3時からなのですが

 

その頃にはほとんど売り切れているので こうして個人的にオーダーをするのです。

 

 

お料理は1つずつが丁寧に作られていて 唸る美味しさでした。

 

柏ノ木はこちらから⇒

 

 

来年の自宅展のメニューや役割などを話し合って 別れを惜しんでのお開きとなりました。

 

女性パワーに支えられて 来年も頑張ろうと突き上げられた思いです。

 

背中を押してもらいながら 皆に甘えながら 出来るところまで走ってみます。

 

皆様、来年の自宅展もどうぞ宜しくお願いします。

 


煮物のコツ

明日から12月です・・・冬ですね。

 

家の裏にある事務所の上に 大量の落ち葉が降ってきます。

 

そして まもなく木は丸裸になるのです。

 

 

さてさて、土鍋の季節ですよ!

 

今日は大根と豚肉の煮込みで 暖まりましょう。

 

 

肉を炒めたら 先に味付けをします。

 

次に大根を入れて混ぜ合わせるだけで 水分が出てきますので 水は入れません。

 

うちでは肉豆腐も肉じゃがも このやり方です。

 

 

10分ほど煮たら 土鍋カバーで包んでおきます。

 

1時間程置いたでしょうか・・。

 

 

中までしっかりと味が浸み込んで 柔らかくなっています。

 

あとは味の調整をして 出来上がりです。

 

土鍋カバーは優秀です。

 

土鍋カバーの断面はこんな感じ。

 

アルミシートが二重に、ポリエステル綿も二重に。

 

そして 厚手のリネンでサンドしているので 熱を逃しません。

 

3時間経って開けても 土鍋を素手では触れません。

 

使った方は どなたも驚かれます。

 

 

新潟の棚田米と フレッシュサラダと お味噌汁。

 

忙しい日々にはこれが精一杯です。

 

見えない立役者の土鍋カバーに助けられています。

 

 

でもだれか ご飯やお弁当を作ってくれる人はいないかなーと いつも思ってしまいます。

 

 


第23回自宅展 終わりました

11月12、13日に自宅展が開催されました。

 

毎年秋に開催し続けて 23回目になりました。

 

ずいぶん長い間続けてこれたものです。

 

足を運んで下さった皆様、ありがとうございました。

 

 

初日はお天気に恵まれ 紅葉も始まり この上ない美しい日でした。

 

朝は全員ミーティングから始まります。

 

もちろん露店の子供店長も参加します。

 

陶器以外にも 手作り作品や有機野菜など、今年は種類も増えて欲しい物がたくさんです。

 

丁寧に作られた北欧柄の小物たち、しっかりしたリネンで作られたキッチン周りのクロスやエプロン、

 

クリスマスにもピッタリな華やかなリースたち、朝に取ったばかりの旬の有機野菜、

 

安心な材料で作られた焼き菓子たち・・・と、どれも丁寧で心の込もった品々です。

 

 

 

そして ランチは800円で「豚肩ロースの赤ワイン煮、有機野菜のアラカルト、栗の渋皮煮」。

 

一日20食が限界ですが 初日は予約であっという間に売り切れてしまいました。

 

ランチやドリンクは来て下さるお客様へのサービスなので この値段でこのボリュームなのです。

 

ものすごく評判も良く 皆さんに喜んで頂けました。

 

 

小さな柿屋さんも露店のお店を出しました。

 

5個で100円です。

 

ほとんどのお客様がここで買い物をしました。

 

「柿が特に欲しいわけでは無いけれど 可愛くて買わずにはいられないんです」と言うお客様達。

 

時々店長さんは飽きて遊びに行ってしまったり 泣いたりします。

 

 

しかし、優しい大人たちのお陰で見事に売り上げを伸ばし 目を付けていたエプロンとポシェットをゲットしました。

 

 

森にブランコも作りました。

 

山の斜面に作ったので かなりの高さがある上に 長~い大ブランコなので 誰もがキャーキャー悲鳴をあげます。

 

 

無事二日間の自宅展を終えることが出来ました。

 

23年もやっていると 高齢者にもなります。

 

が、パワフルなスタッフ達のお陰で さらに進歩した自宅展にしてもらいました。

 

そして来て下さるお客様達も ステキな方達ばかりです。

 

 

スタッフもお客様も 私の自慢です。

 

この宝のような自宅展を少しでも長く続けられるように

 

良い作品を作って行こうと 新たに心に刻む2日間となりました。

 


自宅展に向けての作品

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 食器 皿 時計板

目が回るような忙しい日々です。

 

土鍋に入る前の 最後の粉引き作品です。

 

 

上は久し振りに作る時計板。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 食器 皿 急須

お茶を淹れる宝瓶急須です。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 食器 皿

浅鉢? 深皿? どちらでも。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 食器 皿 蓋物 陶箱

蓋物です。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 食器 皿

一発勝負のお皿達です。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 食器 皿

久し振りに太陽が出たので 白化粧を掛けます。

 

グレー色ですが 焼くと白くなる泥を作品に掛けます。

 

作品は急激に水分を吸って 重さに耐えられずに 淵がヒビったり 腰がへたったりしてしまいます。

 

それを阻止するための支えの出番です。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 食器 皿

いち早く日向に持って行って乾かします。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 食器 皿

それでも ヒビが入ってしまうのです・・がっかりです。

 

 

 しかし、自宅展も来月となり 悲しんでいる暇は無くなりました。

 

もう臨戦態勢です!

 


孫の誕生

陶芸家 ブログ 焼き物 陶芸作品 笠間焼き 赤ちゃん 誕生 出産 男子 新生児

本日19時に 三人目の孫が誕生しました。

 

初めて男子の孫の誕生です。

 

 

母子ともに健康だということで まずは一安心です。

 

 

女性はすごいですね。

 

赤ちゃんを産めるのですから。

 

社会を支えて 国の礎を作っているのは女性です。

 

 

ウクライナの女性や子供達には 戦火の中でも生き残ってもらいたいです。

 

世界のどこまでも逃げて 命の灯を消さないでもらいたいです。

 

戦争が終ったとしても女性と子供が戻らなければ 国民は増えず 国の再建も出来ません。

 

 

 

平和な日本で誕生した命、尊い命を奪うことも失うことも無いように 平和な未来でありますように。

 

 

 

これから家族にそして社会に育ててもらうのです。

 

迷惑をかけながら 手を貸してもらいながらの長い子育てです。

 

皆さん、どうぞこの子たちを宜しくお願いします。

 

 

陶芸家 ブログ 焼き物 陶芸作品 笠間焼き 赤ちゃん 誕生 出産 男子 新生児

息子とそっくりです。

こちらは40年前の写真です。


イナゴの佃煮

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 料理 イナゴ 昆虫食 佃煮 高たんぱく源

ご覧の通り 大変な事になっています。

 

これがイナゴです!

 

 

いっちゃん(孫4歳)が 夜に息子と一緒にセブンイレブンで取ってきたイナゴです。

 

周りが田んぼなので 夜の灯りにたくさん集まってくるらしいのです。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 料理 イナゴ 昆虫食 佃煮 高たんぱく源

「こーーんなに 大きいのも捕まえたよ!」

 

と、この笑顔で興奮しながら 自分のお手柄を報告してくれます。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 料理 イナゴ 昆虫食 佃煮 高たんぱく源

責任を取って 息子が調理しています。

 

いっちゃんは つま先立ちして 側から離れません。

 

 

イナゴの佃煮を保育所で食べてから 大好きになったんだとか。

 

(保育園では年に一回 イナゴ取りの日があって、給食室で佃煮にしてくれるそうです)

 

 

しかし我が家では いっちゃん以外に誰一人として 食べた事も調理した事もありません。

 

ですからここはいっちゃんに教えを乞うしかありません。

 

先生は言います「もっと濃い色だよ」「もっと甘いよ」

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 料理 イナゴ 昆虫食 佃煮 高たんぱく源

とうとう出来上がってしまいました。

 

粉引きの器に 長い足が良く映えます

 

困ったことに 一人一匹はあるんです。

 

逃げられない状況です。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 料理 イナゴ 昆虫食 佃煮 高たんぱく源

「ほら 出来たよ」と持って来てくれて 何か話しかけているけど

 

びよーーんと伸びた足と 昆虫の姿に目が取られて、何を言っているのか耳に入りません。

 

 

作り笑顔で 「お写真撮りましょう」なんて言ったものの 心の中は冷や汗ものです。

 

この大きな目で一人ずつに「食べて!」と言われると 断れないのですよ。

 

最後まで言い訳して逃げていた主人も とうとう食べてくれて いっちゃんはご満悦でした。 

 

 

 

お味の方は 臭みも無く 目をつむれば芝エビのようです。

 

高たんぱく源として 伝統食でもあり未来食でもある 話題の昆虫食。

 

夜にセブンイレブンに行ったら 伝統も未来も一気に我が家に押し寄せた・・そんなお盆の一日でした。

 

 

ちなみに 最後まで抵抗していた主人は 一番立派なイナゴを食べる羽目になりました。

 

次は何を食べさせられるのか・・・

 


ロースターの定位置

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 土鍋 料理 コーヒー  ロースター 煎る 焙烙 焙煎 胡麻

この場所に土鍋ロースターを飾りたいと思いながら

 

ずーっと考えあぐねていた方法が やっとカタチになりました。

 

 

ある日、ヒラリと思いついたのです。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 土鍋 料理 コーヒー  ロースター 煎る 焙烙 焙煎 胡麻

真鍮一本だけで支える方法! スマートでしょ!

 

自分は天才だと思ってしまう程のアイディアに 小躍りしてしまいました。

 

(時々、このような自画自賛がありますが 聞き流してください)

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 土鍋 料理 コーヒー  ロースター 煎る 焙烙 焙煎 胡麻

生のピーナッツが手に入ったので ローストしました。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 土鍋 料理 コーヒー  ロースター 煎る 焙烙 焙煎 ピーナッツ

10分位ガス火で煎って 火を消してから2分程煎り続けます。

 

すぐ食べるとしんなりしているのですが 冷えてから食べるとカリカリになっています。

 

香ばしくて、甘くて、歯ごたえも良くて たちまち贅沢な食べ物に変換されます。

 

 

昔の人達は この方法しか無くて、その都度煎って食べていたのでしょうが

 

今では 風味の落ちた市販品を食べずに 煎りたてを食べるなんて贅沢な事になりました。

 

 

美味しいピーナッツを味わった後は ロースターを定位置に飾ります。

 

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 土鍋 料理 コーヒー  ロースター 煎る 焙烙 焙煎 胡麻

よっしゃ!

 

可愛いぞ!

 

 

土鍋ロースターの動画はこちらから→


両手・両足

陶芸家 ブログ 焼き物 陶芸作品 笠間焼き 手形 足形 赤ちゃんの手 子供の手 立体手形 記念手形

奈良市の「ちひろさん」、生後20日です。

 

この小ささに悶絶です。

 

 

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原始反射による斜めのしわが ハッキリと出ています。

 

歩き始めたらこのシワは消えてしまします。

 

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手の型取りの方が難しいです。

 

難航しながらも どうにか出来上がりました。

 

 

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13歳の「りく君」。

 

すらりと成長した指がきれいです。

 

赤ちゃんとは違う可愛らしさがあって 命を大事に成長してほしい・・・そんな気持ちになります。

 

 

中学生の手形も キュンときます。

 

ステキな発見でした!

 

 


ワークイベント@甲府

生後20日のちひろさんです。

 

2割ほど縮みますが それにしても リアルでちょー可愛い💗

 

こんな可愛い立体手形を作れるお知らせです。

 

 

 

7月17日に 甲府の百貨店でワークイベントをします。

 

一日だけですが 私が行って子供の手形を取ります。

 

 

子供さんと一緒に来れない方には 手形を取るためのキットをお渡しします。

 

 

 

 

 

 

手形を取る時に 子供たちは緊張したり 泣き出したり・・・

 

それを大人達がなだめたりあやしたりして 結構な騒ぎになります。

 

 でもそれも 心に残る素敵な瞬間です。

 

 

 

ご興味や質問のある方は 岡島百貨店 又は仲本(090-2477-9909)までご連絡下さい。

 

予約制ではないので 前もってのご連絡は必要ありません。

 

 

 

沢山の方がいらして 大騒ぎになることを楽しみにしています!!

 

 


お裾分け

レイズドベッドに育ったハーブやレタス達。

 

溢れんばかりに大きくなって サラダを食べる方が追い付きません。

 

 

リーフレタス、アスパラ、スナップエンドウ、ルッコラ、チャイブ。

 

お昼ご飯のサラダ用に 摘んでもらいました。

 

 時々 お裾分けもします。

 

 

この季節は 周りはどこを見ても緑だらけですね! 

 

ざるまで緑でした。

 

 

近所の農家さんから頂いた 新ニンニクです。

 

すごく嬉しい頂き物です。

 

日陰に吊るして 少しずつ頂きます。

 

 

ズッキーニも沢山頂きました。

 

野菜は一気に取れ始めるので お裾分けが回ってきます。

 

 

梅も頂き物です。

 

梅ジュースを沢山作ります。

 

 

笠間に家を建てる前に 陶芸家の堤綾子さんの家に泊めてもらって 火まつりに通ってました。

 

夕方堤さんの家に戻ると 玄関に立派な葉付き大根が置いてありました。

 

堤さんは「誰かが置いて行ったのね」と言っただけで それ以上気にする様子もありません。

 

 

 まるで特別な事ではないように見えて それがとても新鮮でした。

 

大根が欲しいのではなく その関係性が羨ましく思ったのです 。

 

 

 

あれから25年経って 私もそんな関係性が築けたようです。

 

  ありがたいと思うと同時に 誇らしくもあります。

 

 


土鍋でソラマメ

近所の「はだし農園」さんから 初物のソラマメを頂きました。

 

まだ小振りですが 春の楽しみの一つです。

 

 

 一番美味しい調理方法、土鍋プレートで焼き蒸しで 美味しさを逃さず頂きます。

 

7分焼いて 火を止めて裏返してさらに7分放置です。(大きさで加減してください)

 

水を入れていないのに さやから出る水分で蒸し状態になります。

 

 

熱々で手をやけど!

 

それでもやめない私。

 

 

あんなに沢山あったのに たったこれっぽっち。

 

塩をちょびっと付けて・・・口の中でほぐれて溶けて行く 甘いソラマメ。

 

有機農法の畑から採れたてを頂く とても贅沢なひと時です。

 

 

ビードロの皿よりも 粉引きの皿の方が引き立ちますね。

 

選択ミスでした。

 

 


チンは要らない

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 伐採 枝切り クレーン 高枝

春は忙しい季節です。

 

火まつりが終わったら 後回しにしていた事の処理、草取り、畑を耕す、家の修理 などなど。

 

 

この日は壊れたトヨの修理でしたが ついでに木の枝も伐採してもらいました。

 

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 伐採 枝切り クレーン 高枝

二階の屋根をはるかに越して 大木になってしまった栴檀(センダン)の木です。

 

トヨを詰まらせる一番の原因がこの木でした。

 

植えてから25年目の大伐採です。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 土鍋 料理 コーヒー ポット 温め おやつ 冷凍

急遽、仕事を増やしたので 3時のおやつを用意して無い!

 

でも冷凍しておいたお饅頭があったので チンすれば・・・

 

でも我が家にはチンも無い・・・

 

 

こんな時には土鍋です。

 

空焚きして熱くした土鍋の中に 冷凍まんじゅうを入れておけば解凍できます。

 

おまけに ホカホカ!

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 土鍋 料理 コーヒー ポット コーヒーブレイク

お饅頭の横には 土鍋ポットを温めて、お湯も沸かします。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 土鍋 料理 コーヒー ポット コーヒーブレイク ドリップ

暖めた土鍋ポットにコーヒーをドリップして お饅頭と同時に出来上がり!

 

職人さんへのお3時は これでどうにか乗り切りました。

 

 

チンが無い我が家の 乗り切り術です。

 

結果、チンするよりはるかに美味しいふかふかのお饅頭と 

 

トロリと柔らかいコーヒーの出来上がりで 喜んでもらいました。

 

 

やっぱチンは要らないな。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き 土鍋 料理 コーヒー ポット コーヒーブレイク

泣けるスポット

陶芸家 ブログ 焼き物 陶芸作品 笠間焼き 手形 足形 赤ちゃんの手 子供の手 立体手形 記念手形

「手形 取れます」と書いたこのコーナー、火まつりで初お目見えのコーナーです。

 

陶芸家 ブログ 焼き物 陶芸作品 笠間焼き 手形 足形 赤ちゃんの手 子供の手 立体手形 記念手形

こちらは単なるディスプレーで、

 

陶芸家 ブログ 焼き物 陶芸作品 笠間焼き 手形 足形 赤ちゃんの手 子供の手 立体手形 記念手形

↑こちらが作品です。

 

 

初めて見る作品に、お客様は手足のディスプレーを見て「こちらは売り物ですか?」と聞かれます。

 

どれが売り物なのか 説明が必要な作品です。

 

陶芸家 ブログ 焼き物 陶芸作品 笠間焼き 手形 足形 赤ちゃんの手 子供の手 立体手形 記念手形

こちらは 納棺前に取ったKei君の形見の手形。

 

格別に美しくて 可愛らしいです。

 

 

 

テント内のこのコーナーは 私を含め沢山の人が涙ぐむスポットとなりました。

 

命を感じられる「子供のカタチ」が 皆さんの琴線に触れたのでしょう。

 

 

子供さんを亡くされて涙を流す方、複雑な家庭事情で孫に会えない方、

 

「これに出会えて火まつりに来た意味がある」とおっしゃる保育士の方・・・。

 

 

沢山の方が笑顔になり、沢山の方が胸の痛みをお話しになり、それを聞く私は笑ったり泣いたりしながら

 

皆さんのお話を聞かせてもらった1週間でした。

 

 

 

「子どものカタチ」という作品に力があるのは 子供が人の心を動かす力を持っているからだと感じます。

 

子供の命のはかなさを知っているからこそ 命の瑞々しさを奇跡の賜物と思えるのでしょう。

 

そして 生きているだけでありがたいのです。

 

 

ウクライナの戦争の犠牲になった子供のニュースが 私達に命の尊さを再確認させてくれます。

 

陶芸家 ブログ 焼き物 陶芸作品 笠間焼き 手形 足形 赤ちゃんの手 子供の手 立体手形 記念手形

手形を取ったR君、13歳。

 

なんて可愛いんだろう!

 

赤ちゃんも可愛いけど 中学生も可愛い!

 

片手だけど 両手用の額に入れてあげるね。

 

 

 

他人に命を奪われないように、自分で命を絶つことの無いように、すくすくと育ってほしい。

 

ウクライナの子供たちも、日本の子供たちも・・・。

 

切なる願いです。

 

 



展示棚の塗装

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き R工房 火まつり 陶炎祭 人文字

2022年の火まつりも無事終わって 余韻と後片づけの日々です。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き R工房 粉引き作品 白い器 亜麻仁油 塗装 棚 展示

火まつり会場で 雨と太陽に当たった棚はカサカサになっているので 

 

作品を棚に戻す前にオイルを塗ります。

 

木工作家さんによると 亜麻仁油がお勧めという事で 布で浸み込ませます。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き R工房 粉引き作品 白い器 亜麻仁油 塗装 棚 展示

乾いた木は オイルをぐんぐん吸います。

 

何回か重ねると ようやくしっとり感とツヤが出てきました。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き R工房 粉引き作品 白い器 柿渋 棚 展示

他の棚には 柿渋液やオスモ(ヨーロッパの自然塗料)を塗ります。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き R工房 粉引き作品 白い器 柿渋 棚 展示

柿渋が重厚感を出して 粉引きの白を際立たせてくれます。

 

 

奇麗になった棚のせいなのか、戻って来た子達を並べると どれもかわいい!

 

なぜ戻ってきたのかな?

 

 

次の機会には 望んでくれる人に出会えますように!

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 笠間焼き R工房 動物オブジェ 壁飾り

41回目火まつり終了

陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 アート 笠間焼き 火まつり 陶炎祭 連休中のイベント

一週間前にようやく出来上がったお店は・・・

 

陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 アート 笠間焼き 火まつり 陶炎祭 連休中のイベント

役目を終えて 解体です。

 

陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 アート 笠間焼き 火まつり 陶炎祭 連休中のイベント

沢山のお客様を迎えて、にぎやかだった7日間も終わってみれば あっという間でした。

 

雨の日あり 強風の日あり 猛暑あり、 地震あり 

 

 

土鍋の説明をして、ロースターの説明をして、子供のカタチの説明をして、土鍋保温カバーの説明をして・・・

 

説明の必要な作品が多かったので うたた寝する暇もありませんでした。

 

 

夜にはくたびれてしまって 「もう説明するのはやめよう」と思うのですが、

 

「これ何かしら?」とお客様の会話が聞こえると まるで鳩時計の鳩のように出ずにはいられなくなるのです。

 

 

そんな7日間は 笑顔と涙と感動で溢れていました。

 

 

7日間の私の体は 皆さんからの「愛」と「差し入れ」で出来ています。

 

感謝 感謝です。

 

 

年齢が増えていくと 身体は疲れますが 感謝は増えていくようです。

 

皆さん、本当にありがとうございました。

 


41回目笠間の火まつり

陶芸家 ブログ 焼き物 陶芸作品 茨城県笠間市 展示会 作品展 陶器イベント 火まつり 陶炎祭

「第41回笠間の火まつり」、本日から始まりました。

 

午前中はまさにこんな感じのスタートです。

 

 

残念ながら お昼から雨が降り出して午後からは本降りに(>_<)

 

明日は晴天と言う事なので、きっと賑わう事でしょう。

 

 

 

今年から入場の際に 500円の入場料がかかります。

 

(コロナ対策関連費)

 

 

8:50の時点で 入場ゲートには150人ほどが列を作っていました。

 

paypay を持っている人、無料券を持っている人、スタッフは 入り口が別なので早く入れます。

 

 

新しい事をやるには 混乱が付き物ですが、お客様に不快な思いをさせないように

 

スムーズに運んでもらいたいものです。

 

500円をいただくだけでも 私を含めほとんどの陶芸家は心が痛いです。

 

なにとぞ ご理解を頂きますようにお願い申し上げます。

 

 

仲本、明日も元気に頑張ります!

 


火まつり準備作業

陶芸家 ブログ 焼き物 陶芸作品 茨城県笠間市 展示会 作品展 陶器イベント ひまつり 陶炎祭 笠間焼き

いよいよ「笠間のひまつり」が近づいて来ました。

 

41回目です。

 

 

全国的にも珍しい 陶芸家が運営する陶器のお祭りです。

 

全ての運営や作業を陶芸家が分担して開催します。

 

 

私は広報委員会に所属して ポスター・チラシの配布を担当しています。

 

 

この日は 刷り上がってきた来たポスターやチラシを 自治会や団体に発送する作業でした。

 

陶芸家 ブログ 焼き物 陶芸作品 茨城県笠間市 展示会 作品展 陶器イベント ひまつり 陶炎祭 笠間焼き

数が多いので 他の委員会の人達にも応援してもらいました。

 

 

でも写真の通り 平均年齢が高くて、目が見えづらい 数を間違う やり直す・・・

 

「数える時に 指を舐めないでくださーーい!」  (>_<)

 

 

しかし、人数が多いお蔭で 予定時間内に終了できました。

 

皆さん、ご協力ありがとうございました。

火まつりの一週間前には「ワーキングパーティー」と呼ばれる全体作業があります。

 

出展者全員で会場作りをします。

 

 

私たちの担当は歩道作り。

 

芝生を傷めないように 歩く所にパレットを敷きます。

 

陶芸家 ブログ 焼き物 陶芸作品 茨城県笠間市 展示会 作品展 陶器イベント ひまつり 陶炎祭 笠間焼き

小雨決行の中、会場がそれらしく出来ていきます。

 

陶芸家 ブログ 焼き物 陶芸作品 茨城県笠間市 展示会 作品展 陶器イベント ひまつり 陶炎祭 笠間焼き

全員集合写真です。

 

仲本は前から3列目、ど真ん中です。

 

 

今年は新たに500円の入場料が掛かりますが、コロナ対策費という事で ぜひご協力をお願い致します。

 

 

一同、心よりお待ち申し上げております。

 


段ボールカッター

陶芸家 ブログ 笠間焼き 陶芸作品 発送 段ボール カッター カイコーンプロ 切る 整理

見慣れないこの形は何だと思いますか?

 

段ボールを切るカッターです。

 

 

 左が長谷川刃物の「ダンちゃん」\587、 

 

右はOLFAの「カイコーンpro」\598。

 

 

この二つがあれば 段ボールの分解が軽く出来るのです。

 

陶芸家 ブログ 笠間焼き 陶芸作品 発送 段ボール カッター カイコーンプロ 切る 整理

手前に引けばスイーっと切れるのです。

 

二つ折りになった厚い所や カーブを付けたい所はダンちゃんで鋸のようにゴリゴリと切ります。

 

陶芸家 ブログ 笠間焼き 陶芸作品 発送 段ボール カッター カイコーンプロ 切る 整理

通販が多くなって 邪魔になっていた段ボールもこの通り スッキリです。

 

陶芸家 ブログ 笠間焼き 陶芸作品 発送 段ボール カッター カイコーンプロ 切る 整理

こちらは自作の80サイズの箱です。

 

今までは 包丁で切っていたのですが 切り進むと動かなくなるんですよね。

 

発送が多いので これのお陰で 少しだけ楽ちんにそして楽しくなりました。

 


抹茶碗で茶碗蒸し

寒い日が続いたら 熱い茶碗蒸しが食べたくなりました。

 

大き目の抹茶碗にたっぷりと!

 

急に思い立ったので 具は有り合わせの物です。

 

かぼちゃも入れてみました。

 

 

抹茶碗2つ分で、玉子は3個 出汁は360cc。

 

味付けは 白だしとみりん少々です。

 

必ず茶漉しで濾してください、なめらかさに差が出ます。

 

 

 

水滴が入らないように ホイルやラップで蓋をします。

 

この時のポイントは 卵液が冷えすぎない熱すぎない、人肌位が丁度良いのです。

 

 

土鍋に1~2センチのお湯を沸騰させたところに 茶碗を並べて蓋をします。

 

中火から強火で4分加熱→火を消す→8分放置

 

放置した8分の間に じっくりと火が通って なめらかに蒸し上がります。

 

すが入ることなく ふるふる 熱々です。

 

試しに入れてみたカボチャも しっかり火が通ってほくほくで甘かったです。

 

次回は小さなお餅を入れたらどうかな? とか 細目に切った絹ごし豆腐はどうかな? とか

 

小腹がすいた時用に 想像が広がります。

 

 

 

茶碗蒸しをご馳走すると 皆が歓声をあげて喜んでくれます。

 

茶碗蒸しは体だけではなく みんなの心を温める力があるんですね。

 

 

 

土鍋を使うと失敗無く こんなに簡単に出来るので 是非やってみて下さい。 


形見となった子供のカタチ

「今日中に子供の手形を取りたいのです・・・明日は納棺なので」

 

ある朝に受け取った電話から1ヶ月ちょっと経って ようやく完成したKei君の手形作品です。

 

その時のブログ「悲しすぎる子供のカタチ」はこちらから⇒

 

 

生後10カ月で亡くなったKei君は病気だったために 手がむくんでいて 粘土にしっかりと押し付けられませんでした。

 

うっすらと手形を押された粘土を目の前にして「作れないかもしれない」と不安で一杯でしたが

 

今回は取り直しが出来ないので どんな形でも残してあげなきゃ、という気持ちでした。

 

何度かやり直しましたが どうやっても不自然な出来上がりで 悩んだまま時間ばかりが過ぎてしまいました。

 

 

そして解決したのがこの形です。

 

指を無理に切り出さずに 粘土を付けたままにすることです。

 

輪郭がぼんやりしている所は 指が浮き出るように立体をはっきりさせました。

 

 

可愛く出来上がって ホッとして眺めていたら 涙が出てきました。

 

ご両親やご家族は どんなに辛い時間を過ごしたことでしょう・・・。

 

 

そしてメールが届きました。

 

 

「これがあの時 最後に皆で取った手形なんだ!と、嬉しくて涙が出てきました。

 

ちゃんと手の凹凸も出ていて、息子の小さく可愛かった手を思い出します。

 

本当に素敵な作品、心から感謝申し上げます」

 

 

 

「本当に本当に かわいらしい作品です。

 

私も届いてからずっと眺めています。

 

きっとこれからも息子の事を思い出しながら 毎日眺める事でしょう。

 

そして息子のことを思う気持ちと共に こんな素敵な作品を作ってくださった仲本さんの事を

 

必ず思い出すと思います。 

 

感謝しかありません。」

 

 

 

こんなに感謝してもらって 陶芸家冥利に尽きるというものです。

 

こちらこそ こんなに大事な仕事を任せて頂いて 心から感謝です。

 

 

Kei君、天国からママとパパの事を見守ってね。

 

 


ミトン開発部

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 

我が家では 毎日の料理は土鍋で作ります。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 

一人の時には もっぱら小さな土鍋パンを使っています。

 

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 

毎日の具だくさんのお味噌汁も土鍋です。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 鍋つかみ

毎日土鍋を使っていると こんな風に鍋つかみが焦げます。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 鍋つかみ ミトン

ミトンも焦げます。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 鍋つかみ

それなら バックスキンの鍋つかみなら良いかと思って作ったのですが・・・

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 鍋つかみ 焦げる

革の部分は焦げずに 布の部分が燃えました(>_<)

 

この形の鍋つかみは無理のようです。

 

端が垂れて火に近づいて 燃えたり溶けたりするのですから。

 

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 鍋つかみ ミトン

ならばと、指だけが入るバックスキンのポケット型を作ってもらいました。

 

使ってみたら ナント安心!

 

使いやすくて 安心感があります。

 

 

土鍋を使ってから 何年も我慢してきた燃える鍋つかみから ようやく脱却できそうです。

 

 

まだ改良の余地があるので 主婦たちのお知恵を拝借するために

 

自宅展チームに「ミトン開発部」を立ち上げました。

 

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 鍋つかみ

声をかけたら この日は5人が集まってくれました。

 

その内 3人が裁縫の出来る女子達です。

 

 

裁縫嫌いで戦力にならない私は ただ首を突っ込んで話を聞いてるだけ。

 

もう関心しきりです。

 

すごいぞ 自宅展メンバー!!

 

 

このメンバーなら 何でも出来そうな気がする!

 

 


桜を探して

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 木栓

R工房の土鍋の大きな特徴の一つは、本体と蓋が密閉式に出来ているため 

 

蒸気と熱の逃げ道は蓋に開けた穴だけという事。

 

早めに火を止めて 穴を塞いでおけば余熱調理が効率良く出来るのです。

 

その穴を塞ぐための木栓は R工房の土鍋に無くてはならない物です。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 木栓

土鍋が焼き上がってから木栓を作って ようやくお客様にお渡しが出来ます。

 

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 木栓
陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 木栓

秋田に住む父が山で取ってきた山桜の枝で作っています。

 

しかし、父が亡くなってからは在庫もわずかになり こちらで探しても良い肌合いの物が見つかりません。

 

 

先日、あちこちと車を走らせて桜を探しましたが 一日中探しても茶色の桜の皮は見当たりません。

 

白っぽい物や グレーの物 肌がごつごつと荒い物 つやの無い物ばかりです。

 

 

秋田は樺細工の工芸品が有名なだけあって 秋田の山桜の肌合いはつやつやして重厚な茶色なのです。

 

後から聞いたのですが 雪国で成長が遅いため皮が奇麗なのだそうです。

 

 

それを聞くと 秋田まで枝を取りに行くしか方法が無いように思えてきます。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 桜 日本花の会

しかしありました!!

 

茨城県結城市に公益財団法人日本花の会なるものがあって

 

桜の保存、研究、苗木育成・販売などをしています。

 

 

ここの畑に植わっているのは3年生の桜達です。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 木栓 桜 日本花の会

二年生の畑に見つけました、これこれ!この肌合いです!

 

広い園内を私の欲しい物が見つかるように案内してくれて 種類ごとに説明をしてくれて 絞られていきます。

 

大漁桜、おかめ桜、アーコレード、兼六園熊谷 ここら辺が候補です。

 

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 木栓 桜 大漁桜 日本花の会

そして 「大漁桜」の一年生がうちにやって来ました。

 

河津桜系で 霜にも強いように改良したものです。

 

花が鯛のピンクに似ているところから この名前になったそうです。

 

 

二年したら 木肌がつやつやになって 希望の太さの木栓が取れる枝になるようです。

 

 

 

でも心配が一つ・・・花が見たくなって枝が落とせなくなること・・・

 

もし土鍋の木栓が桜の枝から他の物に変わっていたら 仲本は初心を忘れて花見を楽しんでいると思ってください。

 


一家に一枚、土鍋カバーを

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 土鍋カバー 保温カバー

土鍋カバーが4枚出来上がりました。

 

(ブログ「土鍋カバー作り」はこちらから⇒)

(ブログ「ポリ袋で簡単チャーシュー」にも使っています⇒

 

ほとんど決定なのですが、改良点が見つかれば 少しの変更を加えます。

 

どれも素敵に出来上がって 甲乙つけがたいです。

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 土鍋カバー 保温カバー
陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 土鍋カバー 保温カバー
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陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 土鍋カバー 保温カバー
陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 土鍋カバー 保温カバー

このように 新聞紙と一緒に使います。

 

私のは紐で結ぶ方式ですが 今回のカバーはマジックテープで簡単に包めるようにしました。

 

 

中に圧縮綿を二重に入れて 緊急用の保温アルミシートも二重にして それを厚手の布でサンドイッチにしています。

 

ですから 保温力はバツグンなので 防災にも活躍します。

 

 

電気やガスが来なくても カセットコンロで沸騰させた土鍋をこれで包んでおけば 

 

お湯でも料理でも 常に熱々の状態で使えます。

 

 

陶芸家 女性陶芸家 ブログ 陶芸 陶器 作品 笠間焼き 土鍋 料理 土鍋カバー 保温カバー

土鍋カバーを買いに来られたお客様です。

 

嬉しくてこの笑顔です。

 

 

お二人とも子供を育てながら お仕事もしています。

 

土鍋カバーは そんな忙しい人の食事作りの強い味方なのです。

 

熱い土鍋を包んで 余熱調理をするので その間にお風呂を洗ったり 子供を迎えに外に出られます。

 

 

後日、お客様からうれしい電話が入り 「保温力に感激です!これ程とは思いませんでした。」とのこと。

 

この方は 子供が4人いて さらに母子家庭なので毎日フル活動なのです。

 

自称「女性の応援団長」の私としては 喜んで頂けてご満悦です。

 

 

 

家族が熱々のお料理をほお張って ママが笑顔で喜んでいる食卓が浮かんできます。

 

一家に一枚 土鍋カバーを!!

 


ポリ袋で簡単チャーシュー

陶芸家 焼き物 陶芸作品 笠間焼き 土鍋作品 ご飯土鍋 チャーシュー 保温調理 ポリ袋料理

土鍋、土鍋カバー、ポリ袋を使った手間いらずのチャーシューの作り方です。

 

保温調理なので ガス代を節約、肉が固くならない、調味料が少なくて済むという いいこと尽くめなんです。

 

 

 

〈 作り方 〉

 

フライパンで豚肩ロースのかたまり肉に焦げ目を付けます。

 

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余分な脂を拭き取ったら 50㏄程の醤油を入れて 

 

みりん・砂糖・酒+ネギ・ニンニク・しょうがを加えてひと煮たちさせます。

 

ここで調味料の量や割り合いを心配することはありません。

 

後から煮詰める時に味の調整をしますから。

 

 

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二重にしたポリ袋に入れて 空気を抜いて結びます。

 

高温の調理に使える高密度ポリエチレンです。

 

半透明でシャカシャカしたあれです。

 

ジップ付きの密閉袋は しっかり密閉されなくて水が入ってくるので使いません。

 

 

陶芸家 ブログ 陶芸作品 笠間焼き 土鍋作品 ご飯土鍋 チャーシュー 土鍋チャーシュー 保温調理 ポリ袋料理
陶芸家 ブログ 陶芸作品 笠間焼き 土鍋作品 ご飯土鍋 チャーシュー 土鍋チャーシュー 保温調理 ポリ袋料理

これは二重蓋のご飯土鍋3合炊きです。

 

チャーシューを作るには丁度良い大きさなのです。

 

水が沸騰したら火を止めて 肉を入れます。

 

ご飯土鍋は蓋が二重なうえに 本体も肉厚に出来ているので 保温調理には抜群の力を発揮します。

 

陶芸家 ブログ 陶芸作品 笠間焼き 土鍋作品 ご飯土鍋 チャーシュー 土鍋チャーシュー 保温調理 ポリ袋料理

熱いままの土鍋を土鍋カバーで包みます。

 

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このまま1時間放置します。

 

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1時間後、中まで熱が通ってトロトロになっています。

 

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つけ汁を鍋で煮詰めてチャーシューにかけます。

 

煮詰める時に 好みの味になるようにここで調整します。

 

八角を入れたり 山椒を加えたり お好みで楽しんでください。

 

 

すぐに食べない時は ポリ袋のまま氷水に入れて温度を下げてから冷蔵庫で保温しましょう。

 

 

 

チャーシュー丼にしたり ラーメンに入れたり 厚く切って焼いたりと、チャーシューの沼に 底は見えません。

 

ご馳走の沼に笑いながらはまっていく・・・そんな危険な 簡単チャーシュー!

 


悲しすぎる「子供のカタチ」

陶芸家 ブログ 焼き物 陶芸作品 茨城県笠間市 足形 手形 赤ちゃん 立体足形 立体手形 記念手形・足形
(すやすやと寝ている孫です。 ブログの内容とは関係ありませんが・・)

 

2日前の朝に 初めての方から電話がありました。

 

「今日中に赤ちゃんの手形を取りたいのですが・・・出来ますか?

 

明日になったら納棺なので 今日中に手形を取りたいんです。」

 

 

 

私は動揺してしまって、そして混乱してしまって 聞き直しました。

 

10ヶ月の赤ちゃんが病気で亡くなって 明日は納棺なので、

 

その前に今日皆が集まったところで一緒に手形を取りたいということでした。

 

 

 

事情が呑み込めた途端に 胸が締め付けられて言葉に詰まりました。

 

身体が無くなる前に手形を残すラストチャンスを 私に託してくれたのです。

 

失敗したら 今回は取り直しは出来ません。

 

 

 

大変な重い仕事を任せられた責任の大きさと ご家族の気持ちを思うと胸が締め付けられる想いで

 

胃の中に鉛が入っているような数日を過ごしています。

 

 

作品を額に入れてお届け出来るまで この重さは続くのかも知れません・・・。

 

 

子供さんのご冥福をお祈りいたします。

 

 

「子どものカタチ」はこちらから⇒

ブログ「縄文時代の手形足形」はこちらから⇒

 

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ポテサラ作ります

土鍋と土鍋カバーを使ってのポテサラ作りのご紹介です。

 

 

土鍋に 洗ったジャガイモとカップ1杯の水を入れて 蓋をして中火にかけます。

 

沸騰して蓋の穴から勢いよく蒸気があがってから2~3分したら火からおろして 土鍋カバーで包みます。

 

中には新聞紙も入っているので 保温力バツグンです。

 

30~40分放置してから出します。

 

出した時の土鍋の温度は80℃、水は三分の一に減っていました。

 

カバーから出す直前まで 火にかけているのと同じように加熱し続けているのです。

 

爪楊枝が刺さったら 柔らかくなった証しです。

 

 

水で茹でない、圧力鍋を使わない、電気も使わない・・・なんて効率的で気持ち良いのでしょう!

 

おまけに 土鍋の遠赤外線で中まで早く火が通ります。

 

土鍋と土鍋カバーがあれば カセットコンロしか使えない災害時でも安心です。

 

あとは皮をむいて 材料と調味料を合わせたら、みんな大好きなポテサラの出来上がり!

 

らくちんでしょ!

 


土鍋カバー

土鍋カバーの開発中です。

 

お願いしたのは 新しく自宅展メンバーになった美智子さんです。

 

北海道の旭山動物園に 動物柄のバッグを制作して卸しているプロフェッショナルなのです。

 

若い頃はオートクチュールのお店で働いていて 腕は確かです。

 

土鍋カバーは 土鍋を包んで調理をし続けるための保温布です。

 

新聞紙と一緒に熱い土鍋を包んでおくと 2時間後でも70℃の熱さを保ち 素手では触れません。

 

 

高い保温力の秘密は 中に2重に入れた圧縮綿と災害時用の保温アルミシートです。

 

これを厚手の布でサンドするのですが、縫うのは難しいのです。

 

このアルミシートと布が中で滑るために そしてかなりの厚さになるために どんどん狂いが出てきます。

 

 

しかし そこまですることによってビックリする位の保温力になるんです。

 

このように包んで置いておくだけで 煮物やおでんが出来上がります。

 

今なら 白菜と豚肉のミルフィーユもお勧めで、1時間後にはトロトロになっています。

 

 

しかし、注文が入ってもこれを作ってくれた人が もう出来なくて困っていたところに 救世主の美智子さんです。

 

 

手首には待ち針、首にはメジャー! プロの佇まいです。

 

今回は 紐をやめてマジックテープで簡単に止められるようにしました。

 

マジックテープのオスとメス、そして長さ、ステッチの掛け方などが複雑になるので 綿密な打ち合わせが必要です。

 

で、今回はこの4種類。

 

もうすでに2枚の注文が入っているので この中から選んでいただくことになります。

 

 

相談している時も楽しくって、出来上がるのもとっても楽しみです。

 

出来上がったら 写真を載せますで、興味のある方はご連絡ください!


子供のカタチ・めいさん

「子供のカタチ」を取らせていただいた、茨城県の「めいさん」一歳4か月。

 

月齢の割にはしっかりとした手足でした。

 

 

 

工房で私が手型と足型を取りました。

 

怖がることも無く 終始にこやかに型を取らせてくれました。

 

 

 

片手片足を別々の額に入れることと 色はピンクを選ばれました。 

 

 

実は ピンクは人気 No.1 なのです。

 

 

 

コロナ禍で厳しい社会情勢ですが 健康に育ちますように心より願っております。

 

お支払いいただいた一部は 恵まれない子供たちへの寄付とさせて頂きます。

 

 

「子供のカタチ」を取らせて頂き ありがとうございました。

 

 


2022年新年

明けましておめでとうございます。

 

2022年!今年もよろしくお願いします。

 

 

今年の元旦は誰も来ないという事で すべて簡素化です。

 

タガが外れたように 日常と変わらない大みそかとお正月でした。

 

 

御用松は 近所に折れて落ちていたものです。

 

これだけでもお正月らしくなりました。

 

それっぽいお干菓子も飾って。

 

お雑煮を作ったのは2日のお昼。

 

年越しそばだって食べていません。

 

 

 

2日の夜には息子家族が来ました。

 

 

 

恒例 息子のお正月休みの「もの作り」、今年は椅子!

 

やすりがけをお手伝い。

 

オイルを塗って 椅子の天場は完成です。

 

足は 大工の友人に相談することになり 取り敢えずここで一旦終了。

 

 

 

皆様、今年も波乱の幕開けですが どうぞお体には気を付けて乗り越えましょう。

 

R工房も お客様に支えられて歩んで来れたその足を止めずに前進あるのみです!

 

今年もどうぞよろしくお願いします。